財団設立の目的

わが国は、近い将来、高齢者が人口の四分の一をも占める超高齢社会の到来が予想されております。
このような長寿社会を健康で生きがいをもち、活力あるものにしていくためには、県民の一人ひとりが適切な認識と自覚をもち、対応していくことが必要です。
財団法人しずおか健康長寿財団は、21世紀の高齢社会に対応する新たな社会づくりの推進母体として、平成3年10月に設立されました。

→公益財団定款20120401teikann.pdfへ    →財団概要パンフレット PDF:1.8MB

平成24年 新年のごあいさつ

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昨年は、3月11日の東日本大地震災、それに続く福島第一原発事故による放射能汚染、さらに全国各地を襲った大水害など、思い出すのも辛い災害多発の年でした。多くの被災者には心からお見舞い申し上げます。

 

災害は、人の傲慢さと人知の限界を知らしめました。このことを謙虚に受け止めながら、私達は自分が今ある幸せを噛み締めたいと思います。

 

天災、人災と重なる国家財政の遍迫は、健康福祉政策の懸念材料です。そんななか、なでしこジャパンのワールドカップ制覇など嬉しい出来事もありました。「禍福は糾える縄ののごとし」といいます。後向き・内向きになることを卒業して、前向きになれる日が一日も早く訪れることを願っています。


ところで、静岡県の65歳以上の高齢者人口は、昨年の国勢調査速報によると、89万6千500人で県人口の約24%に達しています。高齢化率は年々高くなり、百歳以上の方は1292人達しています。

 

明るく豊かですこやかな長寿社会には、自立・自助を前提とする共助が欠かせません。昨年、当財団は「しずおか健康創造21」ポスター・標語・川柳コンクールの事務局として、作品を募集しました。テーマ1は「いただきます」から始まる食卓、テーマ2はきれいな空気を「ありがとう」でした。これには素晴らしい作品が多数寄せられました。世代を超えて感謝の意を表すことは、家庭、学校や職場などの社会環境のみならず、個人にもうるおいを与えます。

 

最近の研究によると、夫婦仲が悪いと認知症になりやすいといわれます。家庭内の「ありがとう」は、夫婦円満のみならずすこやか長寿の秘訣でもありそうです。感謝してまで子供や他人の世話にはなりたくない、と言う人もいます。しかし、孤独は人生に有害です。平素から何事にも感謝の心で接しましょう。


現在、当財団は厳しい過渡期に差しかかっています。例えば、昨年の事業仕分けで、一部の機能の縮小を求められました。また、来る4月には、法人法改革の一環として公益法人として出発します。組織成立の三要件は、共通目標、共同意思、コミュニケーションといわれます。職員一同は、皆様の温かいご支援への感謝の気持ちと上記三要件を胸に、更なる社会貢献に励む所存です。

 

今年もどうか宜しくお願い致します。


平成24年 新年のごあいさつ

理事長ご挨拶

佐古伊康

財団法人しずおか健康長寿財団 理事長 佐古伊康

しずおか健康長寿財団は、あらゆる世代の参加を得て、高齢者をはじめとする県民の生きがいづくりと健康づくりを推進することにより、県民の社会活動の振興を図り、もって明るく活力ある長寿社会の実現に寄与することを目的としています。

平成24年4月1日、当財団法人は公益財団法人になりました。振り返りますと、県・市町等からの出資で平成3年10月1日に設立された当財団は、満20年を迎えたところで一つの大きな節目を迎えたことになります。

 くしくも、本年度から当財団事業にも一部の変更があります。行政改革の一環として、これまで指定管理者であった総合健康センターの運営から撤退するとともに、事業仕分けによって介護実習普及部門は縮小・撤退を求められています。

昨今、少子高齢化は全国的な趨勢です。静岡県でも、総人口に占める65歳以上の人口の割合が23%を超え、2015年(平成27年)には27.6%に、2025年(平成37年)には31.6%に達し、約3人に1人が65歳以上の高齢者になることが見込まれています。静岡県は「すこやか長寿日本一」を基本目標に、このたび、「ふじのくに長寿社会安心プラン」を策定しました。

 超高齢社会を迎えて、当財団の存在意義は益々高まるものと確信しています。従来通り、高齢者の健康・生きがいづくり事業の実施をはじめ、官民59団体で組織した「しずおか健康いきいきフォーラム21」の事務局を担って健康づくり県民運動の推進を図るほか、高齢者介護の実習のための出前講座を行うなど、高齢者対策及び県民の健康づくりに総合的に取り組んでまいります。

職員一同は、皆様のためになお一層頑張る所存です。今後ともご指導・ご鞭撻の程宜しく御願い致します。