理事長ご挨拶

佐古伊康

財団法人しずおか健康長寿財団 理事長 佐古伊康

政府がまとめた2010(H22)年版高齢社会白書によりますと、全国の100歳以上の高齢者数は4万人を超えて過去最高を更新し、また75歳以上の「後期高齢者」の人口が1,370万人を超えるとともに、15年後には、後期高齢者の人口が、「前期高齢者(65歳~74歳)」の人口1,468万人を約7百万人上回る2,166万人になると推計されています。
本県でも、現在、総人口に占める65歳以上の人口の割合が23%を超え、2015(H27)年には、27.6%に、また2030(H42)年には32.9%に達して約3人に1人が65歳以上の高齢者になることが見込まれております。
このように急速な勢いで高齢化が進展しているいま、高齢者の孤立化・無縁化の広がりが深刻な社会問題となっています。この様な状態からこれからの時代を健康で生きがいを持ち、地域社会に溶け込み元気で安心して暮らすことのできるシステムをいかに築き上げていくかが大きな課題となっています。
このため、当財団では、「高齢社会は国民全体で支えるもの」との考えを基本に、高齢者をはじめとする県民の健康・生きがいづくり事業、仲間づくり事業をはじめ、高齢者介護のニーズの高まりに対応するための介護実習・普及事業を実施するとともに、静岡県総合健康センターにおいては、健康科学に立脚した健康づくりの総合施設として、健康づくりに関する調査・研究、情報収集・提供をはじめ、市町保健センター等への技術指導や指導者養成等を実施しております。
また、しずおか健康いきいきフォーラム21では、すべての人々の共通の願いである健康づくりを推進するため、県民総参加による健康づくり運動を展開しております。
今後とも、明るく活力に溢れた長寿社会づくりを目指し、時代のニーズに応じた魅力ある事業を促進するため、財団職員一同、智恵を出し、ベストを尽くしてまいりますので、皆様方におかれましても、引き続き、一段の御支援と御協力をお願い申し上げます。