2023/10/06

(東部)健康講座「おなかの健康教室」

講師の工藤 慧さんと赤尾知絵さん(東静岡ヤクルト販売株式会社)

 令和3年度からしずおか健康長寿財団が実施してきた「はつらつ生きがい講座」は県西部・中部・東部会場で開催し、地域の皆様の健康づくりに寄与してきました。
令和5年10月より、しずおか健康長寿財団「健康・生きがいづくり推進員」が、財団マッチングサイトを活用し健康づくりサポーター企業と地域団体を結び付け、幅広い地域において「健康講座」を開催する新たな試みがスタートすることになりました。
10月3日(火)第1弾として裾野市社会福祉協議会が主催となり、東静岡ヤクルト販売(株)様による”腸内環境を整え笑顔で過ごそう”「おなかの健康教室」が、裾野市民文化センター3階教室で開催されました。


  

工藤 慧講師のお話に耳を傾ける受講者みなさん

 本日の受講対象は、裾野市シニアクラブ連合会会員の皆様と、ふれあいサロンの運営者とサロン通所者の皆様の中から60名限定で申し込まれた受講となっております。

  
  

人体腸内説明も分かり易く!

 ◇おなかの調子を整えるための生活のポイント!
   ①食物繊維を多く含む食品を摂る(緑黄色野菜、ゴボウ、サツマイモ、大豆、ひじき、切り干し大根等)
   ②朝食後決まった時間にトイレに行く、腸の働きにリズムを!
   ③日頃から適度の運動を(ウォーキング等)
   ④水分をしっかりと摂る(便中の水分が不足すると便が硬くなり便秘になりやすい)
   ⑤乳酸菌で腸内環境の改善を(善玉菌を増やし、悪玉菌を減らしお腹の調子を整える)
                 

誰もが興味をもって!「目で見て理解」

 この講座で一番の印象に残ったのが、受講者を一点に引き付けるための工夫を凝らし目で見て理解して頂くための工夫が随所に現れていたことでした。
小腸の長さは?・・・答え6m(黄色く作成した小腸)、皆様に実感して頂いてから小腸の働き・役割を説明。
また、大腸(模型)を取り出して長さは?・・・答え1.5m 田形さん正解です!
と言ったやり取りが続き会場の皆さんが参加して楽しく学べる講座となりました。
               

講師:工藤 慧さん・赤尾知絵さん と 裾野市社会福祉協議会スタッフのみなさん

◇あなたの腸は何歳かな?調べてみましょう。
  ①野菜はあまり食べない。            ⑥うんちの色は濃い褐色。  
  ②牛乳・乳酸菌飲料・ヨーグルトが苦手。     ⑦うんちやおならがすごく臭い。      
  ③お肉が大好き。外食が多い。          ⑧夜遅くまで起きている日が多い。
  ④便秘ぎみ(または時々下痢をする)       ⑨朝なかなか起きられない。
  ⑤うんちが硬くて出にくい。           ⑩体を動かすことが苦手。

◇判定: 該当項目数 0~2個→若い、3~5個→腸年齢やや高め、6~8個→腸の老化進行中、
           9個以上→腸は老人

取  材:健康・生きがいづくり推進員  渡邊育子(東部地域担当)

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