2025/12/18
清水町上徳倉地区モルック研修会

モルック用のシートを敷いて準備完了
今年度講師派遣のニュースポーツとして『モルック』を実施しました。
12月12日(金)、清水町上徳倉公民館に、39名もの方にお集まりいただいて、研修が始まりました。
もともと、あまり野外の活動が好きではないという声が多かったので、室内でのモルック競技となりました。
会場も広く、ちょっと準備に時間をとってしまいました。

名前を言われても、覚えられないよ~
使用する道具の準備です。並べられた木のピンを倒すために投げる棒を『モルック』、立てる数字が書かれたピンを『スキットル』、投げる時の足元の目印を『モルッカーリ』と呼びます。倒すスキットルには並べる順番もあります。『こんな風に下から狙って投げます。上からは投げないでくださいね、危険ですからね』などと注意事項を聞いています。4~5人のチームを組んで2チームずつ対戦します。といっても最初はチンプンカンプンです。

いざ始まると、闘志むき出しです
足元の白線の枠はここから出ないように『モルッカーリ』の代わりです。ここでは簡単に棒、ピンと表現しますね。12本のピンに棒が当たれば飛び散ります。そのピンの戻し方も学びながら。こんな狭い範囲でもそこそこ動きます。最初は少しまとまっているピンに狙いを定め『ヨイショッ』・・・でも簡単には当たりません。まして、狙い通りにはね。2チームが交互に投げていきます。

腰も膝も全身を軽く使って
棒立ちの方が多いように思いますが、実際には足腰を使い、私も少しお手伝いをしましたが体を動かし、会場の熱気に、気が付けば汗が流れていました。
基本は50点先取のチームが勝ちですが、倒れた本数が得点となり、また1本だけ倒した時にはそのピンに書かれた数字が得点になります。ただ、簡単ではないところが、50点を超えてしまうと25点まで戻り、再度50点を狙います。50点達成した時の歓声は周りが驚くほどのものでした。

『楽しかった~』『疲れた~』と一緒の笑顔
競技を終えて、感想をお聞きしました。『楽しかった~』『以外に体を使うよね』『いい運動になった』と様々な感想が聞こえてきました。木と木がぶつかり合い、でも木特有の優しい心地よい音に癒され笑顔いっぱいで過ごす時間になりました。
少し暖かくなったら、太陽の下、桜を見ながらモルックに興じるのも素敵ですね。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 三輪智美(東部地域担当)







