2025/10/28
伊豆の国市大仁地区 『和っ香』e-sports研修

未経験の世界に少し混乱しながら
10月23日、寒さが少しずつ増してゆく中で、ふと北側を見ると富士山が初冠雪。例年の初冠雪よりも雪が多く感じられます。今日は伊豆の国市大仁地区のe-sports研修会です。いつもであれば高齢者の皆さんだけですが、今回は飛龍高校の生徒さん(普通科未来クエストコースこども福祉系列2年生)約20名、行政関係の方々も見学に来ています。

太鼓の達人とスイッチスポーツで体験スタート
2組に分かれて、説明を受けます。最初に、今回のようなゲームから、世の中にあふれている機械に触れることに慣れてほしいという説明がありました。日常の買い物、銀行など高齢者が戸惑う場面は多々ありますが、時代に取り残されないための一つの要素になるといいですね。慣れているであろう高校生も一生懸命聞いています。

スイッチスポーツのバトミントンに挑戦です。
スポーツ系のものには立ち上がって、結構な運動量のものも多々ありますが、右側の方のように座ってもできます。少しずつ楽しんで、私も立ってやってみたい、と思えるようになると、機能回復の意味でも大きな効果を期待できます。相手のスマッシュを受けたり、自分が攻撃をかけたり、得点を得たときには大きな声を出し、全身で楽しんでいました。

太鼓の達人でねんりんピック上位入賞を!
もちろん、こちらの皆さんは今日が初めて。太鼓の面のどこをたたくのか、モニターを見ながらどこでたたくのか、見た目は簡単ですが、いざバチを握ると、肩から腕、手首までがコチコチです。モニターには『クリア失敗』『クリア成功』などと表示されますが、まずは慣れること。最初は失敗したくなくて。でも、ほとんどの方が失敗だから心配しないでと声をかけると恐る恐る始めます。1回目より2回目と回を重ねると確実に得点が上がります。これが楽しい!

多世代交流の楽しみを
高齢者の皆さんも家に帰ればお孫さんたちがいらっしゃる方も多いはず。途中途中には高校生たちが高齢者の皆さんに声をかけていました。『楽しいですか?難しくないですか?』『一緒にやってもいいですか?』などと声をかけ、実際に一緒にプレイする姿も。声をかけられた皆さんもとてもうれしそうです。地域で多世代交流の場も作りたいと思います。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 三輪智美(東部地域担当)







