2022/06/24

令和4年度 はつらつ生きがい講座 6月in 西部地区 

大塚製薬株式会社 ニュートラシュティカルズ事業部 名古屋支店ソーシャルヘルス・リレーション担当 伊藤謙吾部長をお迎えして講座を行いました。

受付では消毒と検温のコロナ感染対策徹底に協力頂きました

令和4年6月16日(木)はつらつ生きがい講座【熱中症対策】~熱中症からカラダを守ろう~が掛川市生涯学習センター第四会議室で行われました。
掛川市、菊川市、袋井市、磐田市から男性9名 女性16名 計25名の方に参加して頂きました。

コグニサイズ体験中の参加者です

今回、開講までの十数分を利用して参加者にコグニラダー(頭と体を使う)運動を体験して頂きました。
コグニサイズについてご存知の方も多いかもしれませんが、簡単に説明させて頂きます。
コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題を組み合わせた認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語です。
今回会場で行ったのは、その一部の「コグニラダー」です。
利用方法は省略させて頂きますが、他会場での活用もお勧めいたします。

受講中の参加者

さて、伊藤講師による本題【熱中症対策】~熱中症からカラダを守ろう~です。
私が印象に残った内容を報告させて頂きます。
熱中症とは暑い環境下で生じる健康の障害です。
暑い環境は外は勿論、家の中でもありうると盛んに注意喚起されています。
「暑い環境と高齢者」に注目して、今年の夏の対策をする必要があると感じました。
暑い環境は「地球温暖化問題」で世界中で対策に取り組んでいますが、環境省研究チーム報告書では2100年までに、現在と比べ6.4℃上昇するとの数値も示されています。(2020年8月浜松市では41℃を記録しました。)
また、人間カラダは血液の循環で発汗し体温を調整してます。カラダの水分は非常に重要です。
人間のカラダは、たくさんの水分を含んでいて成人男性で体重の60%が「体液」とよばれる水分でできています。高齢者は若年成人と比べると体内水分量が低くなるため脱水になりやすくなります。
普段から体調管理が必要となりますので、バランスの良い食事・適度な運動・十分な睡眠 を日々心掛けしましょう。
●食事は若者と同量のたんぱく質を毎日摂取する・・・「肉、さかな、卵、大豆」を十分食べて健康なカラダを維持しましょう。
●アクティブに活動する・・・日々の運動を心掛ける、毎日散歩したりウォーキングを行ったり出来る事を継続する事が体力筋力の増加につながります。
●暑さに慣れる・・・暑い季節を元気に乗り切るためににとても重要です。高齢者は体内の水分量少なくなっていたり、汗腺の老化により汗をかきぬくくなっています。暑さへの備えとして汗をかけるカラダづくりに励みましょう。
*今回の講座では、発汗した分の水分を補給する中で、失ったイオンも補う必要があることからスポーツドリンクの利用が有効である事を認識しました。

最後に体調管理のうえで重要な「睡眠」に関する講座が、7月20日(水)【睡眠と食事】~健康寿命との深い関係について~が予定されています。
是非、この機会に受講されて熱中症対策・夏バテ対策をしましょう。

取  材:健康・生きがいづくり推進員  山本純一(西部地域担当)

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