2021/12/01

下田市老人クラブ連合会 地区リーダー研修会

下田市老人クラブ連合会 各地区リーダーのみなさん

 65歳以上の比較的元気な方がより元気に、かつその期間をできるだけ長く保てるよう、地域で介護予防や健康づくり体操等を普及出来る人材を養成し、地域における健康長寿の取組を促進するため「令和3年度 健康長寿のリーダー養成事業」を静岡県の委託事業として公益財団法人しずおか健康長寿財団が、アドバイザー(学識者)及び健康運動指導士等を派遣し、研修会を行っています。
 令和3年11月24日に、下田市社会福祉協議会・下田市老人クラブ連合会主催による「ノルディックウォーク各地区リーダー研修会」を、下田市文化会館で各地区リーダー20名が参加し健康運動指導士の伊藤美佐緒先生(函南町)の指導により実施しました。
          

健康運動指導士 伊藤美佐緒先生のお話

 ノルディックウォーキングは、高齢者の閉じこもり予防や運動習慣の維持に注目されています。ポールを使用することにより上半身が起き 姿勢が改善され呼吸がしやすく疲れにくいのが特徴です。何も持たずに歩く時と比べて重心を支える点が増え安定した歩行が出来、ふらつきがある方でも簡単に始められます。
 <ノルディックウォーキングのメリット>
    ①加齢や運動不足による移動機能の低下を予防できます。
    ②カラダ全体の90%を動かすことにより通常ウォーキングよりもカロリー消費が高い全身運動となり
     ます。
    ④短時間でも効率よく有酸素運動が出来る。
    ⑤ポールを使うことにより下半身にかかる負担を軽減し、長い距離の歩行も可能となる。
                   

                 

準備運動を兼ねての歩行研修

 伊藤先生からポールの長さ調整の仕方・ストラップの付け方を指導していただき、ウォーミングアップを兼ねての歩行研修を行いました。
受講生のみなさんは、ポールの出し方と足の出し方に当初苦労していましたが、伊藤先生の分かりやすい指導の下、歩行を重ねていくうちに上半身が起きた歩行姿勢でリズムよくポールを使いこなしていました。
           

              

アグレッシブ スタイルのポール装着

 準備運動を兼ねての歩行研修は、ディフェンシブ スタイルの ポールを使用していましたが、次の段階は運動強度を高めて体力アップをするための歩き方が出来るアグレッシブ スタイルのポールを使用しての研修が始まります。念入りに伊藤先生の指導に耳を傾け準備万端です。
  
                    
                

ポールを使用しての階段下り

 今日の下田市は、晴天ですが風が吹き荒れているため市民文化会館内のフロアや階段を利用しての歩行となりました。
ポールを使っての階段上り下り歩行研修は、下りが難しいとされていますが、受講生の皆さんはすぐに先生の指導を理解され難なく階段歩行をこなしていました。
                 
                   

ロビー広場を利用しての歩行訓練

 20名の受講者は、館内ロビー広場(往復約60m)を利用して、本日の研修成果を披露しました。伊藤先生から上半身の起こし具合やポールのつく位置、足の運び等を指導していただき、リーダーとしての知識を学ぶことが出来ました。
今日受講した皆さんが、各地区に於いて健康長寿を推進する人材としてご活躍されることを期待しております。
   

取  材:生きがい特派員  渡邊 英機(東部地域担当)

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