2025/07/09
まちなかぶらり散歩予告編 秋の修善寺ぶらり(後編)
桂橋 源頼家と桂の愛を描いた「修禅寺物語」。桂の由来、桂川に架かる桂橋。
独鈷の湯を眺め、桂川沿いに歩いて温泉街に架かる五つの橋の一つ「桂橋」を渡ります。桂川に架かる五つの橋それぞれに恋にまつわるご利益が…あるとか。想い人や大切な家族を想いながら、桂川に架かる橋を渡ってみてください。
竹林の小径 この丸形竹ベンチでひと休み、寝転んでみてね
桂川に沿う遊歩道の左右にある竹林。竹林の中央には竹製の円形ベンチがあります。仰向けになって空を仰ぐと、時空を超える風が吹いているのが見えます!!(気のせいか?!でも、見えたような気がします) 修善寺温泉街・修繕寺・竹林の小径・指月殿はミシュラングリーンガイドで☆二つの評価をいただいています。
源範頼の墓 修善寺温泉街が眼下にあり、心地よい山里温泉郷の風景が広がります。近くには、紙谷和紙工房や茶庵があります。
竹林の小径→ギャラリーしゅぜんじ回廊→赤蛙公園(トイレあり)→風の径を通って、虹の郷がある山の裾辺りまで登って行きます。
範頼は源義朝の第六子です。兄頼朝と義仲が対立した時弟義経と共に義仲を倒し、次いで一の谷の合戦で平家を破ったなどの功により三河守に任じられました。その後頼朝から義経討伐を命じられますが断ったため頼朝の信頼を失うことになります。1193年の曽我兄弟仇討ちの際に頼朝討死の誤報が伝わり、悲しむ政子を「範頼ある限りはご安心を」と慰めたため幕府横領の疑いを招き、ついに修善寺に幽閉されました。さらに梶原景時に攻められ、日枝神社下の信功院で自害したと言われています。
修善寺温泉の老舗旅館
温泉街を見降ろした後は、坂道を下り住宅地を抜けて再び温泉街に戻ります。その途中、六つの源泉かけ流し風呂、文化財天平大浴堂、テレビドラマのロケ地としても有名な老舗旅館や観光客相手のお土産屋さんの軒が連なっています。
指月殿 伊豆最古の木造建築
赤い橋の一つ、虎渓橋を渡って指月殿へ。指月殿は、北条政子が権力闘争の末に非業の最期を遂げた鎌倉幕府二代将軍頼家の冥福を祈って、建立した経堂です。境内には鎌倉二代将軍源頼家の墓が、源氏公園には十三士の墓が佇んでいます。
独鈷公園から修禅寺を望む 手前に足湯、川の中に独鈷の湯、美味しいお饅頭屋さんも見えます
修善寺ぶらり散歩のゴールはこちら、独鈷公園です。解散後は、足湯でお疲れを癒してください(タオルをご持参くださいね!!)。お帰りのバス停もここからⅠ-2分の所にありますので、時間の許す限りごゆっくりしてくださいませ。
修善寺温泉には美味しいお店もたくさんありますので、早めにお出かけいただいてランチしてからのぶらり散歩参加がおススメで~す💛
秋の一日を是非修善寺温泉でお過ごしください。皆さまのご参加を、お待ちしています。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 浅賀勢津子(東部地域担当)