2025/10/07
ひざ痛さんのための水中運動講座
袋井市浅羽東コミュニティーセンター「ひざ痛さん講座」にて
こんにちは。皆さんは、膝痛・腰痛などどのように対応されているでしょうか。
袋井市浅羽東コミセンにて3年前から開催している「ひざ痛さん集合」の水中運動講座の取り組みをご紹介致します。
「プールはよいと聞くけれど♪〜」そんな方に、具体的に何ができるかを学ぶ講座です。
医療の薬と同じで、「運動くすり」も、その量や質が大切のようです。
「ひざ痛さん集合」では、ACSM(アメリカスポーツ医学会)の「健康ガイドライン」に沿った科学的で、理論的な内容を実際に楽しく体験しながら「歩く力は、生きる力!」をテーマに行っています。
袋井市風見の丘プールにて(ひざ痛さん講座)
〜医療と運動の両輪で健康を維持する♪〜
痛みへの対応は医療の薬だけでなく、「運動くすり」「みず薬(水中運動)」も必要な時代になっています。運動で筋肉を使うことが薬になるのです。
関節痛には、医療にお任せする痛みと運動療法で改善できる痛みもあります。医療にお任せする痛みは、骨が折れている痛みや、関節内で炎症が起こっている痛み(器質的な痛み)です。運動療法に対応する痛み(機能的な痛み)は、「姿勢」作りや「関節の使い方」、つまり立ち方や動き方を学ぶことで改善できる可能性がある痛みです。
「医療の薬」だけでなく、「運動くすり」「みず薬(水中運動)」も必要な時代になっています。運動で筋肉を使うことが薬になるのです。
理学療法士さんによる「ひざ痛さん集合」勉強会
〜病気を学ぶことも治療になる♪〜
昨年より、プールに加え理学療法士さんの「ひざ痛さん講座」を加えました。自分の膝の症状を知り、具体的なコンディショニングを行う講座です。
これからも「医療」と「運動」の信頼関係が深まり、立つ・歩く「姿勢美人」が増えますように。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 中野直子 健康運動指導士(西部地域担当)