（受賞作品「卒寿のランナー」）

　令和4年（2022年）1月8日（土）アマチュア写真家：坂口明夫氏（磐田市）が、
第25回静岡県すこやか長寿祭美術展写真部門で、静岡県知事賞を受賞したという
ニュースが飛び込んできた。 　
昨年3月に銀賞受賞でインタビューしたばかりである。
早速、数回メールをし、要点を確認し、3月11日（金）にお会いすることにした。

Q（戸田）
　この度は第25回静岡県すこやか長寿祭美術展写真部門で、静岡県知事賞受賞、
おめでとうございます。
昨年（2021年3月）のインタビュー記事の最後で、「来年は是非県知事賞受賞を
狙ってください。」とお声掛けをしたのですね。
それが1年後に実現するとは。ほんとうにびっくりしました。
リスペクトしたいと思います。

A（坂口）
ありがとうございます。
昨年銀賞で、今年県知事賞受賞で、戸田さんが言っておられたようになり、
私もびっくりしています。

（坂口明夫さん、影山芳郎さんと共に　グランシップにて）

Q（戸田）
　受賞作品は いつ どこで 何というレースで撮影されましたか？

（坂口）
　受賞作品は2019 年 11 月 10 日の“第 22 回ジュビロ磐田メモリアルマラソン”で撮影しました。
撮影場 所は磐田市安久路地内でスタート地点から 1.5 キロ位のところです。

Q（戸田）
　写真に写っている方とは お知り合いですか？

A（坂口）
　 静岡市清水区の影山芳郭さんという方で、第 18 回大会を磐田市体協の要請で
広報 写真を撮っていた時に知り合いました。
昨年、一昨年とコロナ禍でジュビロマラ ソンは休止されていますが、影山さんは
第 1 回大会（69 歳の時）から欠かさず参 加されています。
参考ですが、影山さんは 2019 年 4 月 20 日開催のすこやか長寿祭マラソンにも
参加 され最高齢者賞を受賞されています。
更には今年度の第 12 回甲州フルーツマラソ ン 、2021 オンライン大会でも
「最高齢賞」を受賞されました。

Q（戸田）
　それはすごい！
まさに
「スーパーおじいちゃんランナー」
ですね。
撮影の狙いはどういう点にありますか？

A（坂田）
狙いと言うよりは影山さんが卒寿を迎えられた記念にと思って撮りました。

（雨上がり　天竜川鉄橋にて）

Q（戸田）
　昨年は銀賞受賞、 今年は県知事賞受賞 です。
特に撮影方法において、留意されたこと はありますか？

A（坂口）
　 昨年、銀賞を頂いた作品（晩秋）もそうですが、今回の作品もすこやか長寿祭
の 趣旨に合致すると思って応募しました。
撮影は当たり前のことですが、ピントと 露出、それに主役と脇役をフォーカスする
ことを意識していました。
でも主役の足 元をもう少し広く、また脇役の後方ランナーが主役と重ならない
ような位置で撮 れば良かったなと反省点もあります。

（いきいきホット会のメンバー　永源寺にて）

Ｑ（戸田）
　今も写真クラブ(いきいきホット会)は 定期開催されていますか？ 何名ですか？

Ａ（坂口）
　本年度はコロナ禍非常事態宣言を除き毎月定例会開催、7 月にクラブ写真展、
5 月と9 月、そして本年 1 月地域の写真展へそれぞれ出品、
また、 4 月に本栖湖芝桜、 11 月に滋賀県東近江市の紅葉の撮影会を行いました。
会員は 13 名です。うち齢 80 以上が 8 人とまさにすこやか長寿の写真クラブです。

Ｑ（戸田）
　今後 目標とすること 、あるいは気をつけていきたいことはありますか？

Ａ（坂口）
　 今回の静岡県すこやか長寿祭やふじのくに芸術祭、磐田市芸術祭など地域の
写真 展などに応募することをモチベーションとして今後も撮り続けて行きたい
と思っ ています

（アゲハ蝶のカップル　自宅庭にて）

Ｑ（戸田）
　本日はご多忙のところ、インタビュ―をありがとうございました。
今後とも健康に留意され、生き生きホット会の方々と共に人生を楽しんで
いただきたいと思います。

Ｑ（坂口）
　ありがとうございました。

　1年後に再度インタビュ―出来るとは思いもしませんでした。
静岡県知事賞受賞、本当におめでとうございました。

　「いきいきホット会」にご興味のある方は
　　　坂口明夫氏　（☎＝0538－37ー7207）
まで連絡をしてください。

2022年3月18日
（西部地区　生きがい特派員　戸田孝）

取  材：生きがい特派員  戸田孝（西部地域担当）