2022/10/05
182人が熱投 “令和4年度 ペタンク大会” ☆沼津市老人クラブ連合会☆
令和4年度ペタンク大会が9月16日(金)、沼津市の大岡市民運動場で行われました。
60~90代の56チーム182人が参加し、まだまだ暑さが続く中、熱戦が繰り広げられました。コロナウイルス感染予防の為、選手は常時マスクをつけての大会となりました。
3人一組のトリプルスで対戦。14コートを使いそれぞれのコートに4チーム入り、午前中は予選リーグを行い、各コートの1位が午後からの決勝トーナメントを繰り広げました。
予選リーグから各チームは決勝トーナメント進出を目指して奮闘「やったー」「おしい」の熱戦が繰り広げられました。
ペタンクは、子どもから高齢者まで誰でも気軽に楽しめるニュースポーツです。ルールはいたってシンプル、1チーム3人で行う競技でジャンケンで先攻後攻を決めます。先攻チームは色付きのビュットと呼ばれる目標になる木製の球を6~10メートル離れたところへ投入、ビュット(目標球)をめがけてブール(鉄球)を投げ、どれだけ近づけられるか競う競技です。ブール(鉄球)を投げる順は交互に回ってくるのではなく、ビュット(目標球)から遠いチームが相手のチームのブール(鉄球)より近くなるまで投げ続けます。ビュット(目標球)をめがけてブール(鉄球)を投げ、より近いチームに点が入る競技です。
大会によってルールは様々で、チームの人数を変えることができるので少人数でも大勢でも楽しめて単純な中にも楽しさがあるうえ、ブール(鉄球)を何処へ投げ得点を重ねるか、技術も戦略も奥が深いスポーツです。それに、中腰での投球は、足の筋力強化にもなりますね。
全員が投げ終わり得点を数えます。最後の最後まで、どちらのチームがビュット(目標球)の近くへ投球したのか判らない白熱した試合です。
ビュット(目標球)に近いのは・・・。メジャーでブール(鉄球)との距離を確かめます。数㎜の勝負となりました。
ほかのチームの試合観戦中。談笑したりしつつも、まなざしは真剣そのもの。あちらこちらから「うまいなぁ。なんであんなにうまく投げられるんだぁ」「カーブをきかせて投球している」と声があり、ブール(鉄球)がパチンと音を立てて飛ばされると「ナイス」「すごい。うまいな。一発逆転」の声も聞かれました。
各コートで一投ごとに、喜んだり、悔しがったり、参加した皆さんは声をかけあいながら、和気あいあいとペタンクを楽しんでいました。
狙いを定めて一発逆転!相手チームのブール(鉄球)に当ててはじき出す戦略。当てるだけでも難しい。グランドの傾斜、滑り具合をつかみながら頭を使い、体を使い投球。多彩な戦術に歓声あるも・・・。
仲間やギャラリーから「おしい~」と声がかけられていました。
一球一球、真剣な眼差しで投球。参加した皆さんは、仲間とさわやかな汗を流しながら競技を楽しんでいました。
《大会結果》
優 勝 下香貫支部 馬場町C チーム
準優勝 下香貫支部 馬場町A チーム
三 位 下香貫支部 絆の会D チーム おめでとうございます。
ペタンクは、ゲームの面白さを楽しむ生涯スポーツとしてまた、競技スポーツとしての楽しみ方など、子どもから高齢者まで、体力や技術力によって色々な楽しみ方が出来る魅力あるスポーツだと感じました。
★第33回静岡県すこやか長寿祭スポーツ・文化交流大会 競技開催日程
競技種目:ペタンク
開 催 日:令和5年3月11日(土)
会 場:三島市南二日町多目的広場
★問い合わせ先:静岡県ペタンク連盟 TEL、0558-72-4617(高野)
取 材:健康・生きがいづくり推進員 佐々木成子(東部地域担当)