2023/01/13
地域の絆づくり「どんど焼き」行事
三島市 萩町内会では新年恒例の「どんど焼き」行事が、令和5年1月9日(月)神明神社境内にて実施されました。子供から年配の方々まで地域の幅広い年齢層の方々約100名が参加し、今年1年間の無病息災を願いました。
この行事は萩 町内会と子供会の主催で実施されますが、小中学生のボランティアさんのお手伝い、そして地元の消防第4分団の方々の協力を得て、毎年開催されています。
「どんど焼き」のやぐら造りには中央の竹の回りに木を何重にも組み合わせ、外側にしめ飾りなどで写真のように美観を整えます。これらの作業は二ノ宮造園代表の二ノ宮正二(85)さん、そして娘婿の望月鉄也さんにボランティア活動として実施して頂いています。
二ノ宮正二さんは、ご自身の娘さんが小学校に入学し、地域の子供会に入会されたのをきっかけに、現在に至るまでの53年間、萩町内会「どんど焼き」行事の事前準備・やぐらの設営と飾り付け・点火の準備・火の見回りと追い炊き等、一連の作業をボランティア活動として長期間に渡り対応して頂いています。
点火予定時刻の10:00となりました。子供会今年の年男:室本峻太郎くんと 年女:鈴木希歩さん2名により点火されました。
参加者そして地元の消防第4分団員に見守られる中、どんど焼きの炎が勢いよく燃え上がってきました。
この炎や煙にあたると、1年間、健康で「無病息災」に過ごせると云われています。
子供会役員さんから本日の参加者へ飲み物とお菓子などが配布されています。従来の新型コロナ発生前は豚汁のふるまいが有りましたが、R3年の新型コロナ発生時より残念ですが豚汁のふるまいは中止しています。
一刻も早く終息し、新型コロナ発生前の時代に戻りますよう願っています。
点火後約40分が経過、ソーシャルディスタンスを取って参加者そして地元の消防第4分団員に見守られる中、火の勢いも収まり炭火になってきました。
二ノ宮さん、そして消防団からの合図で、子供も大人も竹の先端にアルミ箔で包んで持参した、色々な餅や団子が一斉に残り火の中に投入されました。
皆さんが投入された、餅や団子がほぼ焼き上がって参りました。
「どんど焼き」の火で焼いた、お餅や団子をいただくと1年間の無病息災がかなうとされています。
早朝から準備作業の二ノ宮正二さんと望月鉄也さんご夫妻、前々日の分別作業に参加頂いた中学生ボランティアさん、消防第4分団の方々、そして子供会と町内会の役員、皆さんの連携プレイにより、「どんど焼き」行事、あと片付けまで全て無事に終了しました。
参加された萩町内の子供から年配の方々まで、皆で楽しみ、地域の絆をより深められた「どんど焼き」行事でした。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 安藤智章(東部地域担当)