2022/07/01
シニアクラブ三島「ボッチャ体験会」
令和4年6月29日(水)三島市民体育館に於いて、シニアクラブ三島主催による「ボッチャ体験会」が開催されました。
ボッチャとは、イタリア語で「ボール」を意味しヨーロッパ発祥のスポーツです。
ジャックボールと呼ばれる白いボール(目標球)を投げたあと、対戦する両者がそれぞれ赤と青の6球を投げ合い、自球をよりジャックに近付けたチームまたは個人が勝者となります。
手で投げることのできない選手は「ランプ」と呼ばれる投球補助具(勾配具)を使ってボールを転がすこともできます。
コートのサイズは6m×12.5mです。
・スローイングボックス →選手がボールを投げる際に入るボックス。
・スローイングライン →投げる際に足が超えてはいけない線のこと。
・Vライン →最初のジャックボール投球で超えるべきラインです。
・クロス →コート外へジャックボールが出た場合にクロス中心へ移動します。
・ターゲットボックス →ペナルティスローで使用される田の字型のボックス。
<参考> 2020東京パラリンピックでは、日本代表:杉村英孝 選手が日本勢初となる金メダルを獲得し、一躍有名な競技となっています。
静岡県コミニュティースポーツ協会代表の猪浦玲子さんを始め、公認障害者スポーツ指導員5名の方々に出席を頂き、ボッチャ体験会が始まります。
本日の参加者128名、32チームです(32チーム×4名=128名)。受付にてシニアクラブ三島女性部・健康部の方々による、参加者全員の体温測定、手の消毒を行い会場への入室可能となります。
静岡県コミニュティースポーツ協会代表の猪浦玲子さんによる、本日のルール説明、そして指導員5名によるデモンストレーション競技を猪浦さんの解説付きで実施です(写真上)。
・スローイングラインを踏んで又は超えた状態で投げないよう注意しましょう。
・審判がバドル指示をしてから投球をして下さい。などの解説がありました。
体験会では4つのコート(A.B.C.D)に32チームの参加です(1コートに8チーム)。コート毎にトーナメント方式で2試合行います。
各コートには講師として指導員が1名就いて指示を頂きながら、試合形式での体験が始まります。また講師補助としてシニアクラブ三島女性部・健康部の方々による、投球前の選手に毎回手の消毒が行われています。
体験会も後半に入り、2試合目のボッチャ体験、皆さんの投げた赤、青のボールはジャックボールの回りに集まっています。ぴたりと寄せるショットが決まると大きな歓声も上がっています。
ボッチャで使用するボールは、周長270±8㎜、重さ275±12gの皮革製または合皮製。表面はつまめるほど柔らかく、弾まず転がりにくい仕様になっているようです。これらの特徴が解ると目標の場所に投げられるようです。
参加者の皆さん着実にレベルUPしています。
ボッチャ競技は、老若男女、障がいのあるなしにかかわらず、全ての人が一緒に、そして競い合えるスポーツです。皆様もぜひ体験してみては如何でしょうか。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 安藤智章(東部地域担当)