2021/12/17
じぃじ・ばぁばの孫育てサロン『おおるりきしゃぽっぽ』にサンタさんがやって来た!
令和3年、厳しいコロナ禍の状況下で師走を迎えた島田市では、こんな可愛い癒されるクリスマス会が開かれました。
12月6日(月)島田市民総合施設・プラザおおるりに於いて、コロナ対策の為に先着限定10組の幼児とお母さんたちが参集し楽しい時間を過ごしました。10組に間に合わなかった親子さんたちにはクリスマスプレゼントが渡されました。
やすえおばあちゃんの司会で“はじまりのうた”をみんなで唄い、絵本の読み聞かせや紙芝居、そしてあったかな音色のやすえおばあちゃんのハンドベルの演奏を楽しんだ後、お待ちかねのサンタさんが登場し、可愛いみんなはクリスマスプレゼントをいただいてお開きになりました。
この会を主催しているのは、本年度の県知事表彰を受けられた島田市の『しまだ次世代育成支援ネットワーク』の代表小澤康恵さんが指導されている『おおるりきしゃぽっぽ』の会です。
『きしゃぽっぽ』の会は2005年に立ち上げ、公民館での親子広場「きしゃぽっぽ」を開始し、現在はプラザおおるり会場の他、市内4カ所の公民館や公会堂で市民ボランティアによる月1回の子育て支援活動を続けていています。
『きしゃぽっぽ』の運営の特徴の一つに、他の様々な団体との交流を挙げており、今回の絵本の読み聞かせは『バリアフリーてけてけ隊」の原田君江代表と紙芝居は『おはなしギフト』の野中恵美子さんとのコラボで、地域の皆さん同士が繋がっています。
やすえおばあちゃんこと小澤康恵さんは、34年間保育士として小さな子供たちの成長を見守られて来て、退職を機にこのようなボランティア活動を始められました。
「これまでの人生、家族や廻りの方たちの理解や協力の元、ずっと小さな子供たちと共に生きてきました。そして、皆さんの笑顔に囲まれ楽しく生かされてきたことの幸せを感じています。私はこのボランティアだけでなく、詩吟の師範をしたり色々他にも趣味も持っています。又、『きしゃぽっぽ』のボランティアの皆さんも、ほとんどが子育てを終わられたじぃじ・ばぁばですが、他のボランティア活動や趣味をいっぱい持って、はつらつと生きている方達ばかりです。シニア世代の皆さんに、もっと社会に出て活躍していただきたいですね」
と話される小澤康恵代表は島田市レクリエーション協会の理事長、生涯学習推進協議会委員、社会福祉協議会評議員等も兼任されており、これからも“地域の皆さんの絆づくり”のキーパーソンとしての活躍が大いに期待されています。
取 材:生きがい特派員 宮島 克実(中部地域担当)