2022/11/01
「歴史散歩」身近なところに歴史が~掛川城周辺コース~
令和4年10月21日(金)はつらつ生きがい講座・歴史散歩~掛川城周辺~(協力:掛川観光協会ビジターセンター)参加者19名、推進員4名、財団職員3名の計26名が2班に分かれ、掛川駅を13時30分頃に出発しました。ガイドには、4名の掛川市の観光ボランティアガイド「猫の手の会」の方々に先導していただき、説明を受けながら、身近にある歴史について学ぶことが出来ました。
天正十八年(1590年)掛川に入封した山内一豊は駿府長源院住職をしている在川謙昨大和尚を招じて、笠町砦跡に一寺を建立した。これが真如寺のはじまりだそうです。1603年定勝の嫡男・定吉が家康の面前で鷹を射落としたことから、家康から叱責され、それを恥じた定吉は19歳の若さで自害したといわれ、ここ真如寺に葬られ菩提寺となっています。
竹の丸では、職員の方から説明をいただきました。山内一豊が、それまでの掛川城に郭(くるわ)を付け加え、城を拡張した時に、竹の丸も造成されたと考えられているそうです。その後、江戸時代より続く葛布問屋「松屋」を営んでいた松本家が本宅として建築した建物だそうです。離れは大正末期から昭和初期にかけて、平屋建てから二階建てに増築されていて、昭和11年、邸宅は当時の掛川町に寄贈され、現在も掛川市で管理しているそうです。2階から見る枯山水のお庭はおすすめです。この日は少し早かった紅葉が、11月頃は見頃ではないでしょうか。
円満寺は、浄土真宗大谷派の寺院です。円満寺円満寺の創建は天正年間(1573~1593年)、法道によって開かれたのが始まりとされているようです。創建当初は他所にありましたが、慶長3年(1598)、当時の掛川城の城主山内一豊により現在地に移されたそうです。山門は「蕗の門」の別称があり、元々掛川城の内堀(蓮池)のほとりに建てられていた四脚門をここに移したそうです。
当日は大変良い天候に恵まれ、秋晴れの中、健康的な充実した1日となりました。
◆11月歴史散歩
11月24日(木)蒲原宿 13:00~ JR新蒲原駅集合 *雨天時 25日(金)
取 材:健康・生きがいづくり推進員 本田(西部地域担当)