2021/12/02
青春にストライク!すこやか長寿祭ボウリング大会開催
我々シニア世代が青春時代を振り返るとき《ボーリング》という言葉の響きに甘く切ない思い出をお持ちの方が少なからずいらっしゃるのでは。
でも、《ボーリング》を過去のノスタルジーでなく、現在も《ボーリングと共に》青春を謳歌している静岡県下のシニア世代の方々が藤枝市・藤枝グランドボールに集結しました。
静岡県、公益財団法人しずおか健康長寿財団主催「第32回静岡県すこやか長寿祭スポーツ大会すこやかシップ2021・ボウリング競技大会」が11月21日(日)に開催されました。
県下東部・中部・西部の各地区の代表選手39名がマスターズ部門(60~79歳で6ゲーム)とグランド部門(80歳以上で3ゲーム)に分かれてレーン上の戦いが繰り広げられました。
マスターズ部門は男性の部で多田羅一美〈 6ゲームトータル1418点 〉さん、女性の部で多田羅幸子〈 6ゲームトータル1457点 〉さんとご夫婦で優勝者になられました。
又、グランド部門では3ゲームトータル700点の大屋守二さんが優勝。優勝者はにそれぞれ盾と賞状が贈られました。
更に最高年齢者賞が男性は斎藤昭二(94歳)さん、女性は板垣愛子(85歳)さんに贈られました。
女性最高年齢者賞の板垣愛子さんがボーリングに懸ける思いを次のように語ってくださいました。
「最初はゴルフを楽しんでいたのですが、ゴルフは日に焼けるので、その心配がないボーリングに変えてかれこれ60年。全日本やアジア大会での数々の優勝経験も有り、ボーリングをしているといくつになっても良い姿勢を保てるし、少しくらい痛いの痒いのと言っていてもボーリング投げるとすっかり忘れるし楽しいので、これからも夫婦仲良く一緒に続けていきます」と、隣に優しそうなご主人が見守っていらっしゃいました。
又、今回のすこやか長寿祭ボウリング大会の大会委員長で、静岡県ボウリング場協会会長の鈴木美佳氏より
「現在の傾向として、ボーリングが家族や友達とするだけでなく、健康維持や地域の皆さんとのコミュニケーションの場としての「ボーリング教室」が開かれ、その後クラブ活動に発展して楽しまれているケースが増えています。」とのお話も伺いました。
皆さんも久しぶりにスカッと“ストライク”取ってみませんか!
◆お近くのボーリング場をお探しの方は
静岡県ボウリング場協会ホームページをご覧ください。
関連リンク: 静岡県ボウリング場協会
取 材:生きがい特派員 宮島 克実(中部地域担当)