2026/11/02
ぶらり土肥へ 〜駿河湾、船原峠を越えて〜

テラッセオレンジトイ 防災と観光の機能を融合する日本初の津波避難複合施設
今年度2回目の「はつらつ生きがい講座」まちなかぶらり散歩が、10月28日伊豆市土肥で開催されました。津波避難タワーが建つ松原公園には、東部地区の方が大半でしたが浜松市や藤枝市などからも参加され、27人が集合しました。
清水港と土肥港を結ぶ駿河湾フェリー(県道223号線)での参加者は「空気が澄んで空も海も真青で、御前崎が見えた」と船旅の眺めに感動のご様子でした。

清水町よりご参加、今回最年長の小野さんと奥さま。
小野さんは御年90歳とのこと、松原公園から土肥神社への道のりで色々なお話をしてくださいました。
もう少し若い頃、ご夫婦ともに競技ダンスでねんりんピックにも参加されたとのこと。ピンとした姿勢と軽やかな足取り、体を動かす長年の習慣が今のお二人の若さを作っているのですね。

土肥温泉の鎮守の神社、土肥神社。
土肥神社では樹齢千年を超える「平安の大楠」の緑陰のもと、今回のぶらり散歩のためのサプライズが!
秋の例大祭等で奉詠される無形民俗文化財の祝い唄「土肥神社さつまころがし」のご披露です。独特の節回しを見事な声量で奏でてくださった保存会の鈴木さん、鎭守の杜が素朴で厳かな空気に包まれました。
さらに、もう一つの特別として本殿への拝殿が許され、伊豆市の文化財指定審議中の神殿を真近で見学させていただきました。

清雲寺 戦国の歴史を秘めた土肥高谷城主富永氏の菩提寺
清雲寺は江戸城内の御殿築城にも携わった名工・酒井多次郎によるもので、寺院建築の傑作と言われています。
西伊豆における日蓮宗の本山として、本堂には日蓮聖人の一代記を描いた板額絵九十枚が掲げられています。境内には黒門赤門をはじめ、七面堂への健康長寿の石段、大蓮院の三十番神など見応えのあるお寺さんです。
「また、ゆっくり来よ」の声が聞こえていました。

ふるさとの宮崎県に向かって建つ若山牧水の像
金と出湯の町、土肥は多くの文人にも愛されました。
松原公園内には島木赤彦の碑や数多くの彫刻像があり、芸術的ムードもあります。
本日のぶらり散歩の終点は、スタートの松原公園内。若山牧水や島木赤彦の碑の前でガイドの佐藤さんから最後のお話を聴き、お礼の拍手で解散となりました。
短日とは言えまだ夕焼けには早い時間、皆さんテラッセからの景色や海辺の足湯を楽しまれてからお帰りのご様子。お天気と名ガイドさんに恵まれた秋の一日でした。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 浅賀 勢津子(東部地域担当)




