2021/09/24
公開「スマホ講座」(掛川市)
令和3年8月4日(水)、公益財団 法人しずおか健康長寿財団主催の令和3年度いきがいサポート事業
「はつらつ生きがい講座」として開催された
「スマホ講座」~スマートフォンで災害に備えよう~
を取材するために、掛川市生涯学習センター第四会議室に来ました。
約20名の方々が ドコモスタッフ配付のテキスト
【応用編】スマートフォンで災害に備えよう
を手元に、ドコモのスマホにより実際にスマホを操作して、体感し、災害時のスマホの利用方法を学びました。
ドコモスタッフから配布していただいたテキストに沿って
【応用編】スマートフォンで災害に備えよう。
『 本日の修得目標はスマホを使った、災害時の「情報収集」と「安否確認」について 学びましょう。』の講座が始まった。
参加者が持っているスマホはメーカーがそれぞれ異なるので、今日は参加者にドコモのシニア向きスマホ(文字が大きい、操作が楽など)が貸し出され、全員同じスマホで学習しました。
7月には熱海市で土砂災害が発生し、多くの方が死亡・不明になられたばかりでもあり、まさにジャストタイミングな企画でもありました。
講義の骨子は
〇災害時に必要なことは何か?
〇スマホを使った災害対策とは
〇災害用キットアプリとは
〇災害用伝言版とは
〇エリアメールとは
〇非常用節電機能とは
〇災害時に役立つアプリとは
等で、盛りだくさん。
操作が分からない場合は、ドコモスタッフの方々がテーブルをまわり、親切に個別指導をしていただきました。
参加者の皆さんに受講感想を聞きました。
(Dさん 磐田市 85歳 女性)
・この講座は知人から教えていただきました。
私が防災に関心があると知っておられるため連絡をいただいたのだと思います。
・防災に関してはずっと興味があり、各地の防災士の会に入れていただいたり、静岡県の防災センターの オンライン講座を受けたりしています。
・パソコンもスマホも使って、防災情報を得ることができるようにしています。
・NHKの防災アプリなど本日の講義は知っている操作もありましたが、使わないと忘れていくタイプなので、再確認のためにも有益でした。
・防災に関しては今後とも勉強を続けていきたいと思います。
・本日は貴重な体験の場をありがとうございます。
(Kさん 掛川市 67歳 男性)
・知人から紹介を受けて参加しました。
・スマホは持っていましたが、普段あまり使わないので、今回の講義は貴重な体験の場となりました。
特に過日買い替えたスマホがドコモの同じタイプで分かりやすかったです。
・防災の知識を本格的に学んだのは初めてですが、今日習ったことを今後、活かして防災対策に役立てたいと思います。
・本日は大変お世話になりました。
(Nさん 菊川市 85歳 男性)
・県庁の知り合いから情報があり参加しました。
・スマホは持っていて良く使用しています。
・防災に関してあまり知識が豊富ではなかったので、本日お話いただいた防災アプリによる防災情報の収集は参考になります。
・当市も菊川の氾濫とか大地震とか、防災には厳しい場所なので、今後ともスマホを活用して防災対策に役立てたいとおもいます。
・本日は、ありがとうございました。
1995年1月に発生した阪神大震災を西宮市で体験した私(記者)としては,当防災スマホ講座には非常に興味を持って参加しました。
ドコモを使った災害時の「情報収集と安否確認」が主体でしたが、参加者の方々も、分からない所はドコモのスタッフの方々に指導をしていただいて、理解を深められたのではと思います。
ただ、スマホにしろパソコンにしろ使わなければ操作は忘れてしまう傾向にあります。
今後、大雨や台風や大地震に関し、発生が懸念される場合は躊躇なく、スマホを使用して情報収集を行う習慣をつけていただき、災害に的確な対応がとれるようにしていただきたいと思いまます。
取 材:生きがい特派員 戸田 孝(西部地域担当)